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歯周病について
2021年9月5日
新潟市西区・おおぬき歯科クリニック院長の大貫尚志です。
今回は歯周病についてお話したいと思います。
歯医者さんは、痛くなってから行くものと考えていらっしゃる方がまだたくさんいらっしゃります。しかし、歯周病は、国民の8割がかかっているともいわれており、歯を失う原因は、むし歯と歯周病が多くを占めます。歯周病の怖いところは痛みなどがなく悪化するところです。歯がグラグラすることに気づいた時には歯周病が進行していることも珍しくありません。歯周病は口の中だけの問題だけとは限りません。歯周病菌や菌の出す毒素が血液に入り込んで心臓や肺に運ばれたりすると全身にも影響を及ぼすことが報告されています。関係性が深いものとしては、糖尿病です。歯周病が悪いと糖尿病が悪化したり、糖尿病の人は歯周病が悪化したりすることもあると言われています。その他、狭心症・心筋梗塞との関係や早産の原因にもなり得ると言われています。一見、健康そうなお口の状態であっても歯周病に罹患していることもあります。お口の健康から全身の健康へ、ぜひ歯科医院を受診してください。
先日、私の誕生日でした。スタッフからサプライズでお花とバルーンを頂きました。スタッフの気持ちに大変うれしく泣きそうになりました。いつも私を支え、患者さんのために仕事をしてくれているスタッフには本当に感謝しています。